BCP Consulting
大地震の危機に直面する日本国内の企業では、事業の存続を脅かすリスクへの備えとしてBCP(事業継続計画)の整備が着実に進んでいます。一方で、中国では大災害が毎年のように発生しているにも関わらず、マンパワーやノウハウの不足などの理由により、BCPの整備が大きく立ち遅れています。当社は、在中国の企業に最適なBCPの策定や訓練サービスを提供します。また、危機管理体制の整備や有事に備えた緊急時対応計画の策定についても支援します。
Menu 1
BCPマニュアルの整備支援
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BCP策定コンサルティングのフロー
(一般的な例)-
被害想定の
検討 -
緊急時対応
体制の整備 -
事業継続
目標の設定 -
ビジネス
影響度分析 -
初動対応ルールの整備
事業継続対応ルールの整備
事前対策の検討・実施 -
文書化
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- 日本本社からBCP(事業継続計画)の整備を求められている。
- BCPを整備し、取引先からの信頼を高めたい。
- 突発的な災害時にも重要な事業を継続し、サプライチェーンを維持したい。
- BCPを整備しているが、内容が十分か不安がある。
経験豊富なコンサルタントが、貴社における事業継続上の課題(ボトルネック)を特定し、ボトルネックへの対応策を含めた、実効性あるBCPマニュアルの整備をご支援します。すでにBCPを整備済みの場合は、内容を精査し、改善点をアドバイスします。
- 中国の実態に即したリスクを洗い出す。(必ずしも地震が最大の脅威とは限らない)
- 中国人スタッフとも共有できる「シンプルで分かりやすい」BCPを構築する。
- マニュアル整備だけでなく、事前に対策すべき課題の洗い出しも行う。
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実施期間(目安)
3~6ヶ月
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費用(目安)
個別にご照会ください。
中国進出企業が想定すべき主な事業継続リスク
- 地震-----------------華北・内陸の一部でリスクが高い。華東・華南は比較的リスクが低い。
- 風水災---------------華東・華南の河川流域ではリスクが極めて高い
- 新興感染症----------地域を問わずリスクがある。国内が発生源となる場合、感染が急拡大する可能性もある。
- 火災・爆発----------特に生産現場等は、設備の老朽化や5Sの不徹底がリスク源となる。
- 労働争議------------待遇改善要求や文化摩擦を契機に、断続的に発生する。
- 社内不正------------金銭的な損失のみならず取引先からの信用喪失につながる。
- コンプライアンス----業界の法規制等に適切に対応できず操業停止命令を受ける等のリスクがある。
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BCPシミュレーション訓練
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BCP訓練コンサルティングの実施フロー
(一般的な例)-
訓練目的の明確化
訓練対象者の選定 -
訓練形式の
検討 -
訓練シナリオ
の作成 -
訓練の実施 -
評価報告書の
作成 -
訓練評価の
フィードバック
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- 自社のBCPや緊急時マニュアルの実効性に自信がない。
- BCPや緊急時マニュアルはあるが、関係者に十分周知できていない。
- 有事を想定したシミュレーション訓練を実施したい。
自然災害や火災など、事業の継続が脅かされる緊急事態にどのように対応すればよいか、様々な訓練形式の中から、貴社に最適な訓練をご提供します。
- 行き当りばったりの判断ではなく、マニュアルに準じた検討が行えるシナリオにする。
- 実際の緊急事態を想定し、国籍や言語を問わず混成チームで訓練に取り組む。
- マニュアルの見直しにつなげるため、訓練の振り返り・評価を行う。
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所要期間(目安)
3ヶ月~
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費用(目安)
個別にご照会ください。
主な訓練形式
災害時を想定した台本を、訓練参加者にて読み合わせます。整備したBCPを関係者に周知するのに有効です。
災害時に想定される困難な場面を、訓練参加者にシナリオとして提示し、とるべき行動について検討させます。マニュアルの実効性の検証に有効です。
災害時に想定されるさまざまなシナリオを次々に参加者に提示し、情報共有や意思決定が適切に実施できるか検証します。マニュアルの検証の他、チームワークの向上も期待できるため、日本では最も広く実施されている訓練形式です。